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東京で便利なカーシェアは?人気3社を徹底比較してみました

東京でオススメのカーシェアサービスを比較してみました

カーシェアの違いを比較

マイカーを持たない人の強い味方、レンタカーより便利に使えて生活に密着したカーシェアは、ただいま利用者急増中です。

カーシェアの会社も徐々に増えていますが、車の数がもっとも多い東京で、いちばん便利なカーシェアはどこのものなでしょうか?比較してみました。

東京で利用できるカーシェアの特色を比較してみます

カーシェア各社に共通しているのは、その手続です。

  • Webで予約を入れる。スマートフォンアプリだと、即時の予約も便利。
  • 貸与されているカード等を、ステーションに置かれている自動車に接触し、キーを解除して利用する
  • 給油は会社負担。給油専用カードをガソリンスタンドで提示する。
  • ステーションに戻り、カード等を自動車に接触し、キーを閉じる

料金体系などは、各社ごとに工夫を凝らしています。特色を見ていきましょう。

改めてカーシェアとは?

カーシェアとは、レンタカーに似ている、自動車を臨時に借り入れて利用する仕組みです。

レンタカーと違い、一般の有料駐車場等に車が置かれており(ステーション)、営業所の人の手を介さず、車を借り入れて利用します。

カーシェアを利用するには、必ず各カーシェア会社の会員になる必要があります。

東京は、実に多くのカーシェアのステーションがあります。会社ごとに、共通している点もありますが、個性はさまざまです。

東京で使いやすいカーシェアを3社比較してみました

社名 カレコ タイムズ オリックス
入会金 0円 1,550円 1,000円
基本料金 980円 1,030円 980円
料金 10分
130円
15分
206円
※15分
200円
6時間パック 3,800円 4,020円 ※3,500円
12時間パック ※5,300円 ※6,690円 4,500円
24時間パック ※6,800円 ※8,230円 6,000円
夜間パック ※2,500円 2,060円 ※2,500円
距離料金 15円/km
6時間以下
は不要
16円/km
6時間以下
は不要
15円/km

※カーシェアは、ガソリン代がかからない代わりに距離料金が発生します。

6時間以内のショートプランだとコスパが良いのはカレコです。カレコとタイムズは、6時間以内であれば距離料金がかかりません。

オリックスの6時間パックは、カレコやタイムズと比べ安いですが20km走ったら距離料金が15円×20kmとなり、300円別途かかります。そうなるとカレコの6時間パックと同水準です。

東京都内でも1時間あれば20kmから30kmは移動できますし、高速に乗って出かけるとなると6時間なら100km以上の移動が可能です。そうなると距離料金のかからないカレコやタイムズの方が安くなります。

ただし、12時間パックや24時間パックだとカレコもタイムズも距離料金が発生するので長時間の利用はオリックスが最安になります。

どの程度利用するかによって料金が大きく変わってきます。

東京で安いカーシェアサービス
カーシェア激戦区の東京で最も安い料金体系なのはこの3社!

タイムズとオリックスカーシェアの良いとこ取りしたカレコ

カレコのカーシェア

カレコは成り立ちがタイムズと似ていて、三井系「リパーク駐車場」に数多くステーションがあります。

サービス開始当初はステーションの数は少なめでしたが、現在では東京だけでも1,200箇所以上を数えます。

無数にあるリパーク駐車場にステーションを置けるのは強みですから、いずれオリックスを抜くでしょう。

現在でも、東京のステーションはすでに大変多くあちこちで見かけます。

地域によってはステーションが集中していて、例えば品川区には60か所程度あります。

後発の分、タイムズ、オリックスで実施しているサービスをある種「いいとこ取り」することができています。次の特色です。

  • 月額料金は980円
  • 直前の予約変更やキャンセルが可能
  • 使った分だけ課金の対象(予約内容にかかわらず、自動計算で最も安いプランとなる)
  • 6時間以下の場合距離料金なし。

月額料金についてはオリックスと同じ、それ以外の特色はタイムズと同じです。

他にも独自のメリットがあります。

  • カードを持たず、Suicaやおサイフケータイで開錠できる(手数料無料)
  • 利用開始時刻から返却時までの、最も安いパックを自動適用
  • 平日会員のプランがある

平日プランはカレコの最大の特長です。例えば6時間パックが2,800円と格安で利用できます。

ただし平日会員が休日に利用しますと、通常のプランの場合よりも割高になりますので、実際には平日限定会員だと理解しておいたほうがいいでしょう。

また、カードが不要というメリットを活かし、Webから申し込んで当日中に利用を開始できるというサービスもあります。

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カーシェアではカレコのみチャイルドシートを設置や貸し出しをしているので、小さなお子さんがいる家庭でも重宝できます。

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都内ではステーション数業界ナンバー1のタイムズカープラス

タイムズのカープラス

トップシェアを誇るタイムズカープラスは、全国にもっとも多い、9千近くのステーションを持っています。

世間に数多くある、タイムズ駐車場内に設けられたステーションが多いです。特に東京では、各エリアにまんべんなく配置されています。

タイムズのWebサイトでステーション検索の地図を見ますと、特に東京ではその密度に驚くことでしょう。

東京で、ご自宅の近所を散歩してみたときに、最も見かける機会が多いステーションはタイムズのものではないでしょうか。数が多いということは、選べる車の選択肢が多いということです。

東京都内では、世田谷区に最多480台、それから江東区に358台用意されています。

タイムズが便利な点は、次の特長にあります。

  • キャンセル・予約変更が利用開始の直前までできる
  • 短い時間を利用する場合、早く返却すれば、料金が実際に利用した分しか掛からない
  • 実質的に、常に予約時間の15分前から利用できる
  • 6時間以下の場合距離料金なし
  • ステーションによって、最大60時間の長時間パックが利用できる
  • 補償制度が充実しており、一回309円払うと、事故を起こしても支払額(営業補償料)がゼロで済む

数少ない欠点としては、使わない月でも必ず月額1,030円を取られることです。毎月一回でも乗れば、この額は利用料金に充当されます。乗らない月だけ有料となるということです。

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業界のパイオニア的存在のオリックスカーシェア

オリックスカーシェア

オリックスカーシェアは、タイムズ・カレコのように系列に駐車場を持っていないため、ステーション拡大においては若干不利なのが否めません。

それでも老舗ですので、全国に1,500か所のステーションを持っています。

東京では、港区に最多の76か所、そして品川区に72か所のステーションがあります。以下、中央区、江東区にも60か所以上あります。

オリックスカーシェアには次のメリットがあります。

  • 6時間・12時間・24時間の長時間パックが安い設定になっている
  • 夜間にまたがる夜間パックも、パフォーマンスの高い料金体系
  • 月会費無料のB会員のサービスがあり、しばらく使わなくても会員でいられる

他社と比べた場合のデメリットは次のとおりです。

  • プランに関わらず、1km15円の距離料金が発生する
  • 早く返却しても事前に予約した時間分の料金を取られる
  • 予約の変更、キャンセルは、利用開始時刻の1時間前にしなければならない

オリックスカーシェアは、思いついてすぐの利用よりも、計画的な利用に向いています。戻り時間のはっきりしている送迎や、長距離ドライブ向けです。

「四時間掛かるかもしれないが、二時間で済むかもしれない」という場合には、オリックスカーシェアは不向きです。四時間予約しておいて、早く返却しても予約分の料金を取られるためです。

いっぽう、長距離ドライブの場合はもっとも安く済みます。オリックスの場合、常に距離料金が発生しますが、それを考慮してもお得な料金体系です。

オリックスは、メインで使っているカーシェアの、サブとしても便利です。

会員種別にA・B二種類があって選択できます。A会員は月980円取られます。月会費は利用料金に充当されますので、毎月使っている人にとっては無料です。

また、2017年に2,000円から値下げされ、後述のカレコと同じ会費となりました。

ですが、たまにしか使わないがカーシェア会員になっておきたい人もいます。その場合に、月会費無料のB会員は大変便利です。

月会費の掛からないB会員は、カーシェアの利用料金がA会員のおおむね1.5倍となります。

ただ、会員種別の変更は毎月できるので、普段使わないときはB会員にしておいて、使う月の前の月にA会員に変更することで、月会費を実質的に支払わずお得に利用ができます。

また、夜間パックについてはA・B会員とも同料金ですので、たまに使うときが深夜の時間帯に掛かるという場合には、Bプランは最適です。

夜間パックは、20時から翌朝9時の間の利用に適用され、料金は2,500円と格安になっています。最大13時間利用してもこの価格です。

オリックスのカーシェア情報まとめ
基本料無料で使える東京の生活に便利なオリックスカーシェア

ステーション数は少ないがちょい乗りに最適なアースカー

最後発のアースカーは、独立系です。ステーションの数はまだまだ少なめで、関東地方が中心です。

東京には、全国最多の95か所あります。お近くに貴重なアースカーのステーションがある人にとっては、十分選択肢になるはずです。

例えば渋谷区には、ステーションが10か所、計35台の車が用意されています。利用できる車の中には、フィアット、ポルシェ、ゴルフ、アウディなどが含まれます。

料金体系は大手3社とはかなり異なっています。

現在募集している会員は「ゼロ会員プラン」だけですが、このプランには、以下の特色があります。

  • 月額基本料金無料
  • 利用料金は15分80円から
  • 3時間、6時間、12時間を超えて利用するたび、越えた時間について割引率が下がる
  • カードはSuica、おサイフケータイ等でOK
  • 予約は、返却の7日前から
  • 予定より早い返却をすると、最大2時間割引
  • プレミアムカーにも乗れる

段階的に割引率が下がることで、15分100円の車を借りる場合、24時間では3,840円となります(距離料金は別)。

長距離プランはありませんが、時間プランだけで安価なサービスを実現しています。ただし、ステーション数が少ないため使いたくても使えないことがあります。

 カーシェアを東京で使ったときの3社の違いを比較

東京の安いカーシェアを比較

それではカーシェアの、実際の使い勝手の比較はどうでしょうか。上位三社を比較してみます。

近所にカーシェアのステーションがあるか

各社の比較の前に、自分自身がマイカーのように使えるステーションがどこの会社のものかという点が、選択要素としては最重要でしょう。

ただ、一番近いステーションの会社に入会するのは注意が必要です。

常に気を着けておくべきなのは、ステーションはよく廃止され、新規に設立されることです。自宅のそばにステーションがあるのでその会社に入会したところ、ステーションが廃止されるということも日常茶飯事です。

ですから、最寄りのステーションだけでなく、もう少し幅を見ておいたほうが無難です。二箇所以上あると保険になります。

「空いていないときは他のステーション」で予約する選択肢が、他社より大きいのはタイムズカープラスです。

カーシェアの予約が取れるかどうか

ステーションが多数あっても、予約しようとすると、そのすべての車が同時に予約されていることも考えられます。

ステーションが多いと、便利なので会員も増えます。中にはヘビーユーザーもいるわけで、結局は予約の取り合いとなります。

これはもう、永遠の課題です。予約が取りづらい場所は、ステーションが優先的に増えるでしょうから今後に期待しましょう。

一般的には、オリックスが予約を取りやすいと思われます。次いで、カレコ、タイムズです。

オリックスは料金体系的に、短時間の予約を入れる人が少なめと考えられ、長時間の予約は取りやすくなるでしょう。

タイムズ、カレコは、「念のため長時間の予約を入れておく」というのがごく普通の使い方のため、取りづらくはなります。ただし必然的にキャンセル、早期の返却が多く発生しますので、キャンセル待ちは取りやすくなります。

カーシェアの維持費はどう?

オリックスカーシェアの場合、月会費無料のB会員の制度があるので、とりあえず会員になっておくと便利なことは覚えておきましょう。

それ以外にもう一社、タイムズかカレコの会員になっておくのもいい方法です。

タイムズおよびカレコの場合、乗らない月の場合も、必ず月会費が発生しますので、利用頻度が少ない場合、損をしてしまいます。

給油の利便性はどう?

カーシェアとレンタカーも、使いみちはよく似ていますが、給油についての考え方が大きく異なります。

  • レンタカー 基本的に満タンで返却/費用利用者負担
  • カーシェア 返却時に半分または3分の1を割っていなければ構わない/無料

レンタカーは、基本的に返却前に満タン給油しないといけません。日曜夜で、開いているスタンドが少なくて困ることがあります。

カーシェアは、マイカーと同じ感覚で給油ができます。出発した直後に給油しても構いません。車内に置かれた専用カードを提示すれば無料ですし、給油するとメリットがあります。

若干、給油ルールについては各社で違いがあります。

  • タイムズカープラス
    昭和シェルは不可
    時間プランの場合のみ、給油で利用料金15分無料サービス
    給油すると自動検知されてサービスに反映
  • オリックスカーシェア
    出光・SOLATO・キグナス不可
    時間プランの場合のみ、15分無料サービス
    サービスを受けるためには給油割引申請が必要
  • カレコカーシェアリング
    プランに関わらず給油するとクーポンプレゼント
    レシートを確認後のクーポン付与
    出光・SOLATO・キグナス不可

どこのカーシェアも、最大手である「ENEOS」および、ENEOSにブランド統合予定の「モービル」「ESSO」「ゼネラル」で給油ができますので、大きな不便はありません。

大手では、「昭和シェル」「出光」に関し、タイムズと他社とで給油の可否が違います。

複数のカーシェアを使っていると混乱することがありますが、社内にある給油カードには、利用できるGSが書いてあります。

カーシェアとレンタカーとの連携は?

カーシェアはマイカー感覚で使える点が便利ですが、旅先や長期の旅行等で、レンタカーを使いたいときもあるでしょう。

両方がお得に使えれば便利です。カーシェア会員には、以下の通りレンタカーの割引サービスがあります。

  • タイムズカープラス⇒タイムズカーレンタルが20~25%オフ
  • オリックスカーシェア⇒Aプラン会員に限り、オリックスレンタカー15~20%オフ
  • カレコカーシェアリング⇒ニッポンレンタカーが20%~55%オフ

レンタカーは割引の種類が多いため、10%程度の割引だと実質的に正規の料金という場合も多いものですが、さすがに20%オフであればもっとも得な割引価格となります。

マイカーを持つことと比較すると東京ではカーシェアの方がコスパが良い

東京にお住まいの方なら、マイカーを手放そうと思っている方、逆に購入しようと思っている方も含め、ぜひカーシェアを検討してみてはいかがでしょうか。

マイカーでできることはだいたい可能ですが、いっぽうで、維持費用は段違いに安いです。

マイカーを持つと毎月の保険代やガソリン代、ローン代、駐車場代などがかかりますが、カーシェアであれば利用料金と毎月の基本料金(0円~1,000円)のみです。

一度カーシェアライフを始めると、やめられなくなるかもしれません。

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